2010年2月18日木曜日

神戸空港開港4周年抗議集会


 神戸空港開港4周年抗議集会が2月16日正午から、市役所前で開かれました。神戸空港は開港4年にして、日航の全面撤退や造成した土地が売れず、管理収支や造成時の起債の償還に大きな暗雲が立ち込めています。重要も予測にこの4年間一度も届かず、22年度から更に高い需要予測になり、目標達成は全くめどが立っていません。したがって、私が住民投票運動時代から指摘してきた問題が、開港4年にしてすべて噴出した状態になっています。

 当日は、12年前の住民投票時代に一緒に運動した団体が市長選挙での対応で現在は違いがあるにもかかわらず、ほぼすべて参加するという集会になりました。私は、新社会党神戸市会議員団を代表して挨拶しました。当日は、同僚の小林議員と学生インターン4人と一緒に参加しました。私は挨拶の中で、神戸空港の財政行き詰まりを中心に話をさせていただきましたが、一番の問題は多くの市民が神戸空港の現状を冷ややかに見ているということです。住民投票さえやっておれば、たとえ建設になったとしても、責任の所在が明らかになり、今のような神戸空港の実態になったとしても、市民みんなの英知を結集してさまざまな対応が可能になったと思います。

 矢田市長は今からでも、神戸空港の失敗を素直に認め、市民に謝罪し、今後の空港のあり方を廃港も含め市民に判断を委ねるべきです。

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