話が前後しますが7日、ポーアイ寄席を開きました。震災前は年に4回開いていたのですが、私個人で行っていたため、参加者がだんだん少なくなり、震災後中断していました。「人口島に古典芸能を」の呼びかけはわれながらいいなーと思っていたのですが。個人的には限界でした。
ところが、4年前からポーアイの有志でポーアイの街づくりをみんなで考えようとの勉強会、「ポーアイの底力」が発足。すでに、30回を数えます。会員も100人を超えました。そこから、寄席を復活させてはとの声が起こり、昨年から底力とあわはら共催で再開することになりました。昨年は、60人あまりの参加、今回はなんと80人の参加となりました。
以前から、協力いただいている上方芸能研究会から協力いただき、地域寄席として開いています。特に、講談の旭堂南陵さんには毎回参加をいただいています。
今回は、若手に勢いを感じました。特に、旭堂みなみは、南陵に弟子入りして2ヶ月ということでしたが、場の支配力があり、久しぶりに将来性を感じる講談師です。
最後に登場の南陵は、円熟した芸で、講談の奥深さを感じさせてくれます。それぞれの客の頭に話の情景がそれぞれの人生経験とともに写っているのかと思うと楽しくなります。
回数を増やしてとの感想がうれしく感じました。

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